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おすすめ書籍:松涛弘道『日本人として知っておきたい仏教のしきたり』

最近、TVなどで様々な先祖供養の方法が垂れ流しにされています。その多くは恣意的で思い付きによるいい加減なものです。
以前にも、ある占い師がTVで話していた内容について、壇信徒の方々から質問をうけたことがあります。
この占い師の言葉によって傷ついた方もいらっしゃいました。
またつい先日には、当寺の郵便受けに、ある新興宗教団体による、先祖供養に関するチラシが投函されていました。
その内容は、先祖供養を怠るから、ケガをしたり、子供が病に罹ったり、流産したりするのだという脅迫めいたものでした。
このような現状は非常に不幸なことだと思っています。
先祖供養は、子孫の一人としてこの世に生をうけた以上、とても大切なことです。しかし、人の不安につけこむようなことを吹聴することは宗教のあり方として疑問を感じざるをえません。
本書は仏教のしきたりを手軽に知ることのできる良書です。こういった正しい供養の仕方を積極的に学んで、おかしな情報に振り回されないようにしましょう。
「お盆やお彼岸の意味とは? なぜ葬送儀礼が必要か? お焼香は三回するべき? 戒名にランクはあるのか?
本書では、わが国の伝統文化である仏事作法の由来や意義について再認識する。
「南無阿弥陀仏」「南無妙法蓮華経」の「南無」とは「自分をささげる」という意味。「引導を渡す」とは「人を導いて仏道に入れる」こと。他にも、宗派別のしきたり、合掌のしかた、四十九日の法要など、基本的な常識やマナーを教えてくれる。昨今は、冠婚葬祭は簡素化したほうがいいとの声が多く聞こえる。たしかに虚礼の自粛や廃止は結構なことだ。しかし、本来あるべき儀礼の意義も知らず、単に効率化だけをはかるのは間違っている。ともに喜び、悲しむ人々の心までも空虚にしてはいけない、と著者は説く。仏教には、たとえ死者であっても追善供養をすることで再生する、という考えがある。そこに日本人のアイデンティティを見ることができるのだ。人生の節目に読みたい一冊である。」
新書: 272ページ
出版社: PHP研究所 (2007/3/16)
¥798 (税込)
*臨済宗ならこれ!

藤原東演著『供養と癒し 臨済宗 仏事のこころ―日々の暮らしが豊かに変わる 』
「通夜、葬儀、法要の流れから、仏壇、仏具、日々の供養のしかたまで、「心」と「形」がこれ一冊でわかる。家族みんなをつなぐ「仏事の本」。
供養は心の修養と癒し-。通夜、葬儀、法要の流れから、仏壇、仏具、日々の供養の仕方まで、「心」と「形」がこれ一冊でわかる。家族みんなをつなぐ「仏事の本」。 」
単行本:268ページ
出版社: チクマ秀版社 (2002/08)
¥1,260 (税込)
投稿者 sougen : 2007年04月29日 10:45
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