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本堂改修:工事(2006年1月9日)
本年の開創750年法要・達磨像帰山開眼法要・当山第十九世宗玄和尚晋山式を知らせる駒札が立てられました。


いよいよ年が明け、当山開創750年目となる2006年となりました。
お正月はいつもの通りに過ぎ去りましたが、どこか清々しい気持ちがするのはやはり開創750年目を無事に迎えることが出来たからでもあるでしょう。
大工さんも4日からいつもの通りに工事にかかっております。

見た目にはあまり工事が進んでいないように感じますが、それは大量に積み込まれた木材の一つ一つを現場で加工しているからです。従って、木材の加工が終り、設営が始まれば、みるみる内に仕上がってくることでしょう。
駒札も7日に立て終わりました。禅宗寺院では、大きな法要の前には、このような看板を立てて広く皆様にお知らせすることが古規に則ったやり方です。最近は寺院の儀式でも略式の方向へ向っていますが、やはり大きな儀式に関しては、お寺を開かれた和尚さんや歴代の住職、支えてくださった壇信徒の方々への報恩の意味を込めて、出来るだけきっちりと行ないたいものです。
駒札自体は昨年暮れには出来上がっていたのですが、揮毫する住職の準備に10日程かかりました。
住職は駒札の揮毫を恥ずかしいものにしないために、何度も何度も下書きをしておりました。傍目からは殆ど差が無いようにみえても、当人にとってはなかなか満足のいくものにはならなかったようです。
そんな努力もあって、出来上がった駒札は、写真の通りに大変に立派なものとなりました。
駒札の全長は3m程、玄関にあった時は「すごく大きいなあ」と感じましたが、いざ山門の脇に立ててみると思った程に目だつものとはなりませんでした。こうしてみると、当山の山門もなかなか大きなものだと思えます。
今日から西宮戎神社の十日戎です。今日は休日、寒空の下、たくさんの方が参拝に訪れております。そして、道行く人も足を止めて駒札を御覧になっておられます。

当山は幹線道路から少し入り込んだ閑静な場所にありますが、西宮に住んでいる人、西宮を訪れる人に、「こんな所にこんなに古いお寺があるんだなあ」と知って頂けると幸いです。
そして、日本人として、西宮に住む一人として、足を着けているこの場所の長い歴史に思いをめぐらせ、自らのアイデンティティーを再確認して頂きたいものです。
窓外からかすかに通り過ぎる参拝客の声が聞えてきます。今年は例年寺務所の前に陣取っている「ポン栗」の「ポン!」という大きな爆発音が聞えてきません。今年は出店していないのでしょう。年を追うにつれ、露店の顔ぶれも変っていきます。
明日はいよいよ本戎です。明日はもっとにぎやかなことでしょう。
一方、一歩山門を入れば静かなものです。外の喧噪が嘘のようです。
「庵内の人、庵外の事を知らず」。(『雲門文偃語録』「庵内人為什麼不見庵外事」に基づく)
投稿者 sougen : 2006年01月09日 18:24
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