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おすすめ書籍:玄侑宗久・坂本真典『祝福』

「写真と小説・歓喜に満ちた出逢い
可憐な蕾、妖艶な花びら、
そして気高い滅びの姿ー
蓮の秘密は写しとられ、今、物語は生れる。
奇蹟の恋物語」
禅僧であり小説家、玄侑宗久師の最新作。玄侑師による美しい恋物語と、何年にも渉って上野不忍池の蓮を17000枚も撮影した中から選び取られた、坂本真典氏による美しい写真とが相俟って、読む者に清らかな涙を誘う。
しかし、そのテーマは仏教の諸行無常であると言えよう。
「植物としてのハスは、通常は〈荷〉と書いた。それに〈蓮〉という文字を当てはめるようになったのは、その花が〈恋〉を想わせたからだ。〈蓮〉と〈恋〉との音通を楽しんだ中国の文人たち。彼らによって蓮は、いわば〈祝福〉されたのである。
それは蓮が、極楽の花として祝福されるずっと以前の話だ(本文抜粋〉」
筑摩書房、2005年9月10日、126頁、1600円
投稿者 sougen : 2005年10月15日 15:59
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